今週のお題「ふつうに良かった映画」
まずこのタイトル読むのにすこし時間かかった。
いたむひと とよむ
自分の大好きなおじいちゃんが死んでしまったことが悲しくて
そのことをずっと覚えているよと心に決めたときから
主人公(静人)の生き方となったのか
その後自分の近くで死を感じたことから
自分の中に死に対峙すべき自分というものができたようだ
そうして 不慮の事故や事件にあった人々を悼む旅に出る
映画に出てくる人たち
この主人公もそうだけど
こういう人いるんだろうなあ~という個性が渦巻いている人間模様
そんな極端な人たちばかりみてしまうと
なんだか 気持ちが落ち込むというかせつなくなる
静人の生き様につめたい人たち
がん患者につめたいほかの患者や人の不幸をネタに記事を書くマスゴミ
リンチ殺人をしてもおとがめなしの少年だったり
これはまるで川崎の中一のあの子のようで
男運のない色気のある女性は主人公をも陥れてしまう
そんなことを描きたいわけではないだろうけども
この映画の中にはハッピーな人なんて でてこなかった気がする。
だれかを悼むこともきっと生きていれば一度はあるだろうし
3.11以来 ずっと悼む日々なんて人もいるだろうし
けれど
やっぱり前を向くし 気分は上を向いて歩きたいので
この映画は とりあえず こういうもんかなということで
監督は「TRICKシリーズ」の堤幸彦監督
ってことにエンドロールをみて少し驚いたけど
あとで なるほどと思った。
あと R15なんてことせずに 中学生でも見れるように
絡みのシーンはカットでもいいよ。
たしかに 色っぽかったけどね 石田ゆり子さん 45歳には見えないなぁ~